SEO対策をしたいと考えているということは、上位表示させたい検索キーワードが決まっているかと思います。
SEO対策をわかりやすくいうと、狙ったキーワードで検索エンジンの上位表示を狙う対策です。またはGoogleの検索エンジンに気に入られるホームページを作るということでもあります。
SEO対策を行うには日進月歩、毎日大小のアップデートを重ねどんどん進化していくGoogleの検索エンジンに付いていく作業といってもいいでしょう。
ただGoogleが常にウェブマスター(サイト運営者)に呼びかけているのは「ユーザーのためのサイト作りをしましょう」でありユーザーのためのサイト作りをすれば検索順位は自ずと後から付いてくるということが言いたいのです。
これをSEO対策の基本的な考え方とし、まずはファーストステップとして簡単な5つのチェックポイントを実践してみましょう。
1.上位表示させたいキーワードがタイトルに入っているか
タイトル情報は基本中の基本です。
上位表示させたいキーワードがタイトルに入っているか確認して下さい。タイトルにキーワードが入っていないのはかなり不利な状況です。
検索エンジンは、まずタイトルを読みに行きます。
注意点としては、欲張ってキーワードをちりばめると、どのキーワードでも検索順位が中途半端になる可能性があります。理想は1キーワード1ページです。覚えておきましょう。
欲張るぐらいならキーワードごとにページを増やした方が賢明です。
2.そのキーワードで検索したユーザーの知りたい情報がページに記載されているか
ユーザーの知りたい情報がホームページに記載されているか?検索ユーザーがページに訪れ、ページの内容に満足するかどうかが現在のSEOでは大きなポイントとなります。
たとえば検索結果から訪問したユーザーがホームページに訪問しページを閲覧します。情報に満足しなかったため1度検索結果に戻って別のサイト(競合サイト)へ流れてしまいます。
こういった行動の繰り返しで検索順位を落とす結果へとつながっていきます。
誤った情報や物足りない情報であればユーザーは離脱し去ります。長期的に見れば不利になるでしょう。
また逆のパターンで、現状の検索順位が低くてもユーザーがページに満足し検索結果に戻らない状態が続けば自然と検索順位も上がっていきます。
3.画像ばかりで文字情報がほとんど入っていないページになっていないか
現在のSEOでは関連する情報量が(相対的にみて文字量)多い方が効果が高い傾向にあります。画像ばかりで文字情報が少ない場合、SEO的には不利となるでしょう。
必要な説明は、わかりやすく丁寧に文字情報として記載しましょう。
よくSEO勉強中の方に何文字ぐらいが理想ですか?という質問をもらいます。
文字量の多いページがSEOの効果が高い傾向があるとは言いましたが、文字量が重要ではなく内容が重要です。情報を網羅して結果的に文字量が多くなったというのが正解です。
4.見出しを使ってコンテンツがわかりやすくまとめられてるか
タイトルにメインキーワード、見出しに関連キーワードをいれることで、コンテンツとしてより具体性・網羅性があることを検索エンジンに伝えることが出来ます。h1やh2など見出しをちゃんと使い分けているか確認してみましょう。
出来ていない場合は見出しと本文をしっかり構成して人が見てもわかりやすいページ構成を組み立てて下さい。
見出しを使わずページを組み立てたとしてもコンテンツに価値があれば検索上位は獲得できます。ただし同じ価値のコンテンツをもった競合サイトが現れた場合、検索順位で負ける可能性が高くなります。
5.上位表示させたいキーワードで競合サイトより情報が劣っていないか
狙っているキーワードで検索した時に競合サイトをチェックしてみて下さい。少なくとも10位ぐらいまでは見てみましょう。
自分のページよりも「情報が詳しいな」「しっかり作りこまれているな」と感じれば、そのサイトより上に行くことは難しいと思います。
「いやいや、自分の方がもっと詳しい!」「競合サイトよりも、もっとユーザーライクなページを作ってやろう!」という気持ちがあれば検索上位を勝ち取れる可能性は十分にあります。
さいごに
5つのチェックポイントはどうでしたか?
どれもすぐに実践出来ますので、この5つをクリアしていれば検索順位の上位獲得も難しくはありません。
SEO対策はユーザーのためのサイト作りをすれば自ずと付いてくると冒頭でも伝えましたが、あくまで検索エンジンはコンピューターです。
どんどん精度は上がってきてはいますが、まだまだ矛盾や抜け道がたくさんあるのも事実です。
ユーザーのためのサイト作りというのは賛成ですが、SEO対策をしなければならない状況が続く以上、ユーザーライクなサイト作りと検索エンジン対策のバランスは意識しておくのが上手な付き合い方と僕は思っています。
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