準備が命!動画制作の企画・構成について

動画制作の企画・構成について

いざ動画を作ろうとしたけど、「上手くまとめられない」「最後まで作り切れない」「途中がグダグダになる」なんて経験したことありませんか?

うんうん。めちゃくちゃわかります。

動画が上手くまとめられなかったり、作りきることが出来ないのは、動画を作るための企画、構成の準備がちゃんと出来ていないからなんです。企画、構成は言わば設計図です。設計図なしで家や車を組み上げることは可能でしょうか?

一部の天才と呼ばれる人たちには可能かもしれません。ですが基本的には、そんなことが出来る人は、ほとんどいないのです。

それぐらい動画を作る上で企画・構成という準備は動画を作るうえでとても大切なことなのです。

動画の企画・構成を準備すると撮影や編集作業がす¥、めちゃくちゃスムーズになるので、今まで準備をしていなかった人は、必ず取り入れましょう!

目次

企画、構成の基本

企画を簡単に説明すると「どんな動画を作りたいか考える」作業です。

いい動画を作るには、撮影や編集をはじめる前にしっかりとした準備が必要です。企画や構成は、動画を作るのにマジで1番重要な項目なので出来る限り入念に準備することをおすすめします。

動画の企画・構成は、映画で言うところの脚本、テレビで言う台本、マンガのストーリーにあたる部分です。きっとアナタにも思い当たる記憶があるはずです。映像はすごいけどつまらない映画。逆に絵は汚いけど面白いマンガとか。

見る人の心を動かすのは、クオリティやテクニックではなく「何を伝えたい」かです。

他にも企画をちゃんと作ってるかどうかで、後の素材集めや編集の労力に大きな差が出来てきます。企画を準備せずに動画を作っていると、後から「あの素材が足りない」とか「必要なシーンを撮り逃した」、動画を作ってる途中に完全に手が止まってしまうなんて最悪な事態になってしまう可能性もあるで注意しましょう。

動画の企画を考えるにあたって

  • どんな動画にしたいのか?
  • 誰に何を伝えたいのか?
  • 動画を見る人は何を知りたいのか?
  • 動画を見た人にどんな感情(行動)になってほしいのか?

なんてのを考えて作るようにすれば、すごくいい動画になると思います。

企画・構成をまとめる手段

企画構成をまとめて動画の設計図を作るにはいくつかのフォーマットがあります。どれを選ぶかは、人によって違うので、いろいろ試して自分に合ったものを見つけるのがいいと思います。

  • 字コンテ
  • 絵コンテ
  • ビデオコンテ
  • 脚本
  • 台本

などがあります。

企画が固まると動画全体の流れを考えて、各シーンにどんな素材が必要なのかを洗い出していきます。一般的には絵コンテや脚本が企画をまとめたものになりますが、これは初心者には作るのが難しいので、初めは字コンテといって動画の流れや入れたいシーンを箇条書きにしたものが取っ付きやすいと思います。

1人で撮影から編集まで行う場合は、この字コンテが効率的だと思います。では、字コンテの例を見て見ましょう。

字コンテ例

例えば子供の運動会の動画を作りたい場合の字コンテです。動画の目的は、思い出の記録映像です。

シーン1
運動会のはじまり:運動場全景、運動会タイトル、運動場に集まる保護者たち、運動会の準備をしている子供たち

シーン2
競技シーン:競技に出場している子供、応援するクラスメイトや保護者

シーン3
昼食:ごはんを食べる子供たち、家族会話、自分の子供とその友達の会話

シーン4
競技シーン2:競技に出場している子供、応援するクラスメイトや保護者

シーン5
運動会のおわり:閉会式全景、子供の表情(アップで)、先生の顔、自宅に帰っていく保護者たち、誰もいなくなった運動場、夕暮れの校舎

非常にざっくりですが、こんな感じで動画の流れを読めばわかるようなものをつくります。

あとは字コンテ通りに撮影して、編集ソフトで編集すればそれなりに見ごたえのある動画になります。コンテをちゃんと用意することで撮影も効率化されます。何も決めていないと現場で、無駄なカットを沢山撮ったり、その無駄なカットを編集の段階で整理しなくてはいけないなど、沢山の無駄も発生します。

動画を作るには、企画・構成の準備が本当に重要なのです。

さいごに

企画・構成は、動画の設計図です。

設計図がしっかり作られていると動画のゴールが明確化するので、途中で迷子になったり撮影や編集の失敗が少なくなります。特に複数人で動画を作る時には絶大な効果を発揮します。

動画をこれから作る人も、今まで何となく作ってきた人も企画・構成をしっかり考えて字コンテなどを準備をしてから動画をつくりましょう。

慣れるまでは、あまり準備に力を入れすぎると前に進まないので、程々に力を抜くことをおすすめします。では。

買い忘れたモノはないですか?

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