Panasonic DC-GH5の購入を心に誓い、2月中旬に予約をして届いたのが4月9日(発売日は3月23日)。。。
販売店いわく予約段階から予想以上に注文が入り発売日に間に合わなかったらしい。
待った。本当に待ったよ!
で、ようやく届きました!GH5!!
はい。ドンッ!!
レンズはキットレンズではなくLUMIX G VARIO 14-140mm
基本的に動画撮るのがメインでGH5を導入したのでレンズは広角から望遠までバランスのいい、このレンズをメインにしました。
それでは簡単なレビューも入れながらGH5の導入を決定付けた7つの理由です。
GH5のここがイイ!
1.4:2:2 10bit記録
個人的に1番魅力を感じたのが4:4:2 10bit記録。
現状この価格帯で10bit記録に対応しているカメラは他にはなく、階調やデティールが破綻しそうなシーンでも気にすることなく撮影が出来る点が頼もしい。以前はEOSがメインのカメラでもちろん8bit記録。そのカメラだと細かな柄なんかのシビアな場面では色モアレが出てました。
大体編集の段階で気づくことが多く、そのカットは使えないか上手く誤魔化す必要があったんですけどGH5の10bit記録なら、そもそもこんな心配をしなくていい!
撮影の心配事が減るって事はマジサイコー!イェー!
カラコレやグレーディングがかなり追い込める
写真のRAW編集をしている人なら分かりやすいと思いますが、そんな感じ。
10bitは色情報が豊富なのでハイライト~シャドウの調整がかなり思い通りに出来ます。通常なら白飛びしてしまいそうな部分や黒潰れしてしまいそうな部分でも階調を保てるので階調豊かなダイナミックな絵作りが出来ます。
2.VFR(バリアブルフレームレート)
FHDで180fps記録、4Kなら60fps
まだまだフルHDでの納品も現役なので180fpsで記録出来ればスローモーションの演出で色々と遊べます。
水ブッシャーーーー!!とか人がジャーーーーンプ!!とか人が全力疾走とかをスローモーションで撮影するワケです。
うん。楽しそうwww
180fpsというと60fpsの3倍ですからね。かなり滑らかなスローモーションが実現できます。Twixtorを使えばかなり安定したスーパースローモーションを実現できると思います。
3.XLRマイクロホンアダプター
オプションアクセサリーでなんとXLR端子マイク機器の接続が出来ます。一眼系の動画撮影で1番のネックが音声収録でした。
まぁミニプラグのマイクでも収録は出来るんですが出来る限りクリアで高音質に音声収録をしたい場合は外部記録出来るレコーダーを準備して撮影してました。これが準備だけでも面倒なのに編集の段階で動画ファイルと音声ファイルの同期も必要でファイル数が多いほどマジ面倒。
音質自体はマイクに依存するのですが現状バッチリ録れてます。XLRマイクロホンアダプターはマジで素晴らしいと思いました。
ただXLRマイクロホンアダプターを接続して使ってると強度面に少し不安を感じるので優しく使ってます。見た目がちゃちいとかそういうのはないんだけどホットシューとの接続部分が乱暴に扱うと壊れそうで恐いですww
4.強力な手振れ補正
なかなかにこの手振れ補正がいい働きをしてくれます。
ジンバルやグライドカムを使わなくてもコツを掴めばかなり滑らかな歩き撮りが出来ます。
1点注意が必要な点が電子手振れ補正をONにした状態で画面端で激しい動きを検出した場合、映像がガクッと大きく動く挙動が見られます。個人的には電子手振れ補正をOFFの状態で使ってます。
5.ダブルSDカードスロット
ダブルスロットでより安心な撮影データの管理が出来きます。使い方としては3つ。
- バックアップ記録
1枚目のSDカードに記録しながら2枚目のSDカードにも同じデータを保存する記録方式です。1枚目のSDカードが突然不調になったり最悪壊れてしまった場合でも2枚目に同じデータがあるので万が一のトラブルにも安心です。 - リレー記録
1枚目のSDカードが容量いっぱいになった時に自動的に2枚目のSDカードで記録する記録方式です。長時間の撮影でSDカードの差替えが出来ない場合に有効な方法だと思います。 - 振り分け記録
撮影したJPEG、RAW、VIDEOデータを記録形式によって1枚目、2枚目のSDカードに振り分ける記録方式です。後のデータ管理を楽にしたり特別な理由でデータを振り分ける必要がある場合に使い道がありそうです。個人的には使うことはないだろうなぁと思います。
オフィシャルサイトによると上記の記録方式はADCHDでの撮影では使えないそうです。
6.外部モニター用HDMI出力
HDMI出力は大体どのカメラでもついてるんですけど接続部分がほとんどType Dという細いタイプのヤツなんですが、GH5は1番大きいType Aを採用してます。
これだけで撮影中いきなり抜けたり接触不良の可能性を軽減してくれているのですがケーブルロックホルダーというHDMIケーブルを固定してくれるサポーターまでついてます。ケーブルを固定してるので突然ケーブルが抜けてしまう様な心配がなくなります。
これ実はめちゃくちゃうれしいです。
Type Dを永く使っていると、どうしても先端の痛みが早く接触不良が頻発していたりしていたのですがType Aなら、その部分もいくらか改善されるのではと思います。
HDMI出力を使う場合は予備のHDMIケーブルを準備しておきましょう。予備があるといざという時にマジで安心です。
7.ローリングシャッターの軽減
こんにゃく現象ともいいますが、これめちゃくちゃ気になるんですよね。
左右の動きが激しいとセンサーの読み出しが上から下へと処理されるため追い付かずに発生したズレが原因でぐにゃぐにゃとなります。これはセンサーの性質上どうしても発生します。
GH5はこのローリングシャッター現象がかなり軽減されていてほとんど気にならないレベルです。どこまで耐えられるか検証してはいないですが、現状使ってる中で気になったことは1度もありません。
めちゃくちゃ高評価だけど悪いとこはないの?
めちゃくちゃいいよ!と絶賛してますが、気になる点もやっぱりある。
バッテリーの持ち時間
バッテリーの消費がかなり速いようで、まる1日外で撮影するような案件があればバッテリー5個はないと不安だなぁと思います。今のところ充電が出来る環境でしか撮影をしていないので問題はないですが、外で撮影する仕事が入ればまとめてバッテリーを追加購入しようと考えてます。
純正以外のバッテリーで安価なものもあるけど仕事で使う以上は純正じゃないとやっぱ安心できないよね。。。
さいごに
GH5の導入を迷ってる人。
マジでオススメですよwww
もちろん他にもいいカメラって沢山あるんですけど、僕のような地方の弱小動画屋さんには最高にコスパのいいアイテムです。
ネット動画を配信したい人にもオススメ。
なぜって?人気ユーチューバーもGH5で撮影して配信している人が結構います。まぁ個人的にYoutubeとかで配信ってことなら別にどんなカメラでも大丈夫です。ゆくゆくは本格的な動画をどんどん作っていきたいという熱意があるならGH5をガチでオススメします!
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