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3DCG制作に最適なおすすめパソコン3選!2020年7月版

3DCG制作に最適なおすすめパソコン!

3DCGの制作用にパソコンを検討しているけど、どんなパソコンを買えばいいのかわからない人に、おすすめの3DCG制作向けパソコン3選と3DCG向けのパソコンを選ぶポイント、基準になるスペック(性能)について解説します。

先に3DCG制作向けのパソコンの現状をいうと性能が高ければ高い程、イイというのが本音です。もちろん作るもののポリゴン数などによっては、ミドルレンジの性能のパソコンでも十分な場合もありますが、「このスペックのパソコンがあれば、どんな案件でもサクサクやっつけられずぜ!」とはいかないのが現状です。最新のハイスペックパソコンでも凝ったCGを作ろうと思ったらプレビューだけでもある程度は処理が重くなります。

そこで大事なのが、今ある予算の中で出来るだけサクサク動くマシンを手に入れるということです。もちろん作りたいものでも選ぶ基準が変わってくるし、3DCGを含めた映像制作となるとやっぱりハイスペックマシンがいいわけです。

この辺りも含めて作業内容や作りたいものを加味したおすすめパソコンを紹介したいと思います。

3DCG制作向けのおすすめパソコン3選

3DCG制作の入門機にぴったりなハイコスパモデル

GALLERIA RT5 ガレリア RT5│ドスパラ

メーカー:ドスパラ
製品名:GALLERIA RT5

スペック早見
CPU 6コア 3.6GHzメモリ16GBSSD 500GBGTX 1660 SUPER
基本スペック
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU 6コア/ 3.60GHz/ TB時最大4.10GHz
グラフィックボード GeForce GTX 1660 SUPER(6GB)
メモリ 16GB (8GB×1)
メインストレージ 500GB NVMe対応
データ用ストレージ なし
電源 650W
参考価格 99,980円(税別)(2020.07.10現在)

※最終的な3DCGの動画データは、容量が大きい場合が多いので、外付けHDDでも大丈夫ですが、データ用ストレージがなしになっている部分を注文時に2TB以上のデータ用ストレージを入れて多くと安心です。

おすすめポイント

これから3DCGをはじめる人にぴったりのハイコスパなパソコンです。6コアのCPUが搭載されているのでレンダリング速度もそこそこ早く、GPUレンダーを使うのもOK。動画編集も問題なくこなせる優秀なヤツです。

グラフィックボードがついて、メモリ16GB入って100,000円を切るという最強コスパモデル。「とにかく安く抑えたい」「でも性能もある程度」というワガママな要求に応えてくれます!ヤツがいい!という人にピッタリのパソコンです。

これから3DCGをはじめたい人から趣味レベルの中級者の方にどうぞ。

3DCGから動画編集まで、プロのニーズに応えるプロフェッショナルモデル

DAIV X9icon

メーカー:マウスコンピューター
製品名: DAIV X9 icon

スペック早見
CPU 10コア 3.7GHzメモリ32GBSSD 512GB
基本スペック
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Core i9-10900X  (10コア/20スレッド 3.70GHz/ TB時最大4.50GHz)
グラフィックボード GeForce RTX 2070 SUPER(8GB)
メモリ 32GB (8GB×4)
メインストレージ 512GB NVMe対応
データ用ストレージ 注文時に追加可能
電源 800W
参考価格 299,800円(税別)(2020.07.01現在)

おすすめポイント

10コアCPUとGeForce RTX 2070 SUPERという高性能パーツの組合せでCPUレンダリングからGPUレンダリングまでバランスよく対応出来るプロニーズに応えられるハイスペックパソコンです。

僕が、現在使っているパソコンも同程度の性能のものを使ってます。

CPUレンダリングを爆速にしてくれる32コアCPUパソコン

LEVEL-FCTZ-LCRT3W-VWVI

メーカー:パソコン工房
製品名:SENSE-RCTZ-LCRT3W-VWVI icon

スペック早見
CPU 32コア 3.7GHzメモリ32GBSSD 500GBRTX 2080 SUPER
基本スペック
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Ryzen Threadripper 3970X 32コア / 64スレッド / 3.7GHz
グラフィックボード GeForce RTX 2080 SUPER(8GB)
メモリ 32GB (16GB×4)
メインストレージ 500GB NVMe対応 / M.2規格 SSD
データ用ストレージ 2TB
電源 850W
参考価格 504,980円(税別)(2020.07.01現在)

おすすめポイント

32コア64スレッドCPU搭載でレンダリング速度が激速です!
単純に8コアCPUの4倍のレンダリング速度が期待できます。グラフィックボード、メモリ容量、ストレージ。すべてにおいてプロ仕様のパーツで固めたハイグレードパソコンです。

3DCGはもちろん動画編集やVFX(ヴィジュアルエフェクト)となんでもこいのスペシャルマシン。その分、少しお値段はお高いです。。。

こんなパソコンをいつか使ってみたいものです。

3DCG制作に必要なパソコンのスペック

おすすめより自分で選びたいという人のために3DCGを作るのに必要なパソコンのスペックについて解説します!

3DCGを作るパソコンで需要なものは以下の3つ

  • CPU
  • メモリ
  • グラフィックボード

この3つのうち1つでも欠けると快適な制作環境は構築できません。

特にハイポリゴンオブジェクトやオブジェクトを沢山配置するようなシーンを作る場合は、ある程度ハイスペックなマシンがでないとプレビューがカクついたり、簡易オブジェクト表示になったりとストレスが半端なくなります。。

CPU

CPUはプレビュー、レンダリングにパワーを発揮します。特にレンダリングについてはCPUを100%使いきるので性能が高ければ高い程レンダリング速度に影響が出ます。

例えば1分間に1処理できるCPU-Aと1分間に2処理できるCPU-Bがあったとして、CPU-Aが60分レンダリングに時間がかかるものをCPU-Bは30分で終わる。単純ですがそういうことです。

レンダリングを高速化する方法に外部のパソコンの力を借りるレンダーファームというものがあります。業務レベルの作業であればこういう選択もありです。

ディズニー映画ベイマックスのレンダーファーム事例です。4600台ものパソコンを使ってたみたいです。しかも5万5000個のコアなんでパソコン1台に搭載されているCPUコアが10コア前後となります。スケールが違い過ぎるwww流石ディズニー!

この映画の制作には途方もない処理能力が必要だった。ロサンゼルスにあるDisneyの3つのレンダリングファームとサンフランシスコにある1つのレンダリングファームが接続され、計5万5000個のコアを搭載する約4600台のコンピュータで構成されるスーパーコンピュータが誕生した。参考までに、「アナと雪の女王」で使われたコアは2万6000個だ。自動管理システムの「Coda」が4つのレンダリングファームで処理される情報を制御した。
ディズニー新作「ベイマックス」制作の舞台裏–新技術で挑んだ「アナ雪」超える光の表現

CG制作推奨CPU

3DCG制作を快適に行うにはCore i7以上のCPUをおすすめします。最近のラインナップだと6コアのCPUが大分安くなってきたので、6コア以上がおすすめです。

最低でもCore i5のクアッドコアモデルはほしいところです。

メモリ

3DCGを作るならメモリ量も多いに越したことはありません。動画編集ソフトやコンポジット(合成)ソフトで編集するパターンが多いと思うので、メモリは多ければ多い程幸せになれますね。

最悪メモリ容量は8GBでも行けなくはないですが、16GB以上の容量はほしいところ。予算に余裕があるのであれば32GB、64GBと乗せておくといいです。Adobe Premiere Proの4K編集の推奨メモリ量が32GBになったので、CGムービー作って編集もするなら32GBは載せておきましょう。まだまだフルHDで行くぜ!という人は、16GBでもOK。

参考ページAdobe Premiere Pro CC 必要システム構成

最悪予算がない場合でもメモリは後から増設が出来るので、無理に大容量のメモリを積む必要はありません。あくまで予算に余裕があれば積んでおきましょう。

グラフィックボード

グラフィックボードは基本的に3DCGアプリケーション上でプレビューするためのパーツです。

メーカーとしてはNVIDIA(エヌビディア)かAMD(エーエムディー)の2択で同じ性能ならAMDの方が安い。ただ品質や人気で言うとNVIDIAに軍配が上がる印象です。

個人的にはNVIDIA推し。

で、NVIDIAには2つの製品ラインナップがあってプロ用のQuadroシリーズとゲーム用(厳密にはゲーム用というわけではないが上位モデルはゲーマー向けとうたわれている)のGeForceシリーズがあります。ここが実に悩ましい。

何が悩ましいかというと数年前までは3DCGやるならQuadroがいいと即答出来たんですが、最近はグラフィックボードのCUDAコアをレンダリングに使うことが出来るレンダラが出てきました。これはどういうことかというと今まではCPUでレンダリングしていたものをGPUコアを使ったレンダリングが出来るものが開発されたということです。

レンダラとは?
アプリケーション標準のレンダリングエンジンではなくプラグインのように使うレンダリングエンジンのこと

ものにもよりますがレンダリングは、やっぱり時間が掛かるものなので、これが2倍、3倍とスピードアップされると非常にありがたいわけです。

QuadroとGeForceでは、同程度のCUDAコアが搭載されたモデルが数万円ほど価格差があります。(Quadroが高い)GPU処理できるレンダラを使う場合は手頃な価格のGeForceモデルを2枚刺しにした方が、レンダリングを高速処理に出来るということなんですね。

価格とレンダリングスピードを考えた場合にはGeForceを選ぶのもアリということにもなります。ていうか最近のCGアーティストを見てるとGPUレンダラ―を使っているのをよく見かけます。昔は、Quadro派が多かったように思いますが、GPUレンダーの普及でGeForceを積んでる人の割合がどんどん多くなっています。※GPUレンダーを使う場合CPUの性能は、ほとんど影響しません。ただし、オブジェクトの多いプレビューなんかをする場合はCPUのパワーが必要なので、CPUをないがしろにする訳にもいきません。

QuadroとGeForceの違い

ここでQuadroとGeForceの違いを簡単に説明します。主な違いは以下の2点

  • 10bitカラー、色の再現性
  • モデルデータのプレビュー性能

Quadroは10bitカラーの10億6433万色をディスプレイに表示することができる。もちろんディスプレイ自体が10bitの色域に対応している必要があるがGeForceは、8bitの約1677万色までしか対応していない。趣味レベルなら8bitでまったく問題ないが業務レベルで色を扱う必要がある場合はQuadro1択になります。

プレビュー性能の違いですが以下の動画が参考になります。同じモデルデータのプレビューをQuadroとGeForceで比較している動画です。

CUDAコアが2台とも384です。Quadroの方が早くプレビューが終了しています。GeForceがモデルデータの表示処理に時間が掛かっているのがわかります。

ただし、QuadroとGeForceでCUDAコアが同じ製品は価格差が大きいので注意が必要です。

結論的にどっちを選ぶ?

  • プレビューの安定性、カラーマネジメントを考えるならQuadro
  • GPUレンダラを使ってレンダリングの高速化を考えるならGeForce

後は予算のバランスという選び方に落ち着くと思います。

現在は、NVIDIA Studio Driverの登場でGeForceでも10bit出力に対応しまし、3DCGを作るうえでの大きな違いがなくなりました。CPUレンダリングがメインであれば、Quadro。GPUレンダーを使うならGeForce。という選び方がおすすめです。CPUレンダリングがメインでもGeForceの方がコスパはいいでしょう。

メインストレージはSSDにしよう

OSやアプリケーションをインストールしてするストレージはSSDにしておきましょう。

SSDはHDDよりもデータの転送速度が高速なので以下のようなメリットがあります。

  • OSの立ち上がりが早い
  • アプリケーションの立ち上がりが早い
  • 理論上HDDより寿命が長い

まぁHDDと比べると選ばない理由はないですね。

ただHDDに比べるとお値段が少し上がるのでOSやアプリをインストールするするメインストレージのみでOKです。

データ保存用にセカンドHDDを入れておこう

3DCGは合成や後処理が必要になるので3DCGアプリケーションからレンダリング出力したファイルは圧縮があまりされていない容量の大きいファイルを扱うことになると思います。それらのファイルを沢山扱うのであれば2TB、3TBの大容量HDDをデータ用に積んでおくといいでしょう。

メインストレージに作業データを保存するのはバックアップの面からも危険ですのでセカンドHDDが内蔵されていると便利です。外付けHDDやポータブルHDDなんかでも大丈夫です。

さいごに

CPUの性能は高い方がもちろんいいです。悩みどころはGPUかもしれません。

Quadroは、プレビューが高速で、消費電力も低く、GPUメーカーが製造も手掛けていることもあり安定性も高いです。でも金額が高いです。。。

性能だけでみればGeForceがコスパがいいのでGPUレンダーを使うならGeForceを選択するべきでしょう。

結論やっぱ性能とコスパで考えるとGeForceがおすすめです!でも個人的には、Quadroのブランド力というか、いいもの使ってる感がなかなか捨てられない(笑)

とか言いながら今のパソコンには、Quadro RTX4000を積んでいるのですが、Redshift(GPUレンダー)使ってるので、次はGeForceにすると思います。

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