プロの動画屋さんが教えるビデオカメラの選び方

プロの動画屋さんが教えるビデオカメラの選び方

いざビデオカメラが欲しいと思っても種類があり過ぎてわからない!って人はたくさんいると思います。

そこでプロの動画屋さんである僕が初心者の人向けに分かりやすくビデオカメラ選びのポイントを教えたいと思います!

ビデオカメラを選ぶポイントをざっくり説明

  1. 動画を撮る目的(動画で何がしたいのか、動画を何に使いたいのか)
  2. 手振れ補正(手持ち撮影で映像がブレないか)
  3. 解像度(画質がキレイか)
  4. 画角とズーム(狭い所でも全体が撮れズームで遠くまで撮れるか)
  5. 感度(暗い所でもキレイに撮れるか)

この5つのポイントに絞って詳しく説明します。

関連記事【2017年】プロが教える撮りたい動画で選ぶおすすめビデオカメラ5選!

目次

1.動画を撮る目的

まず最初に「ビデオカメラで何が撮りたいのか」がハッキリしていますか?

撮りたいもので最適なビデオカメラが変わってくるのでビデオカメラを買う前にしっかりと自分が何を撮りたいのか明確にしておきましょう。

現在主に販売されているビデオカメラは以下の3種類

オーソドックスなハンディビデオカメラ

アウトドア・スポーツ向きビデオカメラ

動画機能搭載の一眼レフカメラ

ではちょっと代表的な2台のビデオカメラのCMを見て下さい。

SONY ハンディカム

 GoPro HERO

例えばオーソドックスなビデオカメラとアウトドア・スポーツ向きのビデオカメラのCM動画を見比べてもこれだけ撮るものの方向性が違うんです。SONYのハンディカムは主に家族向け、GoProはアウトドアやスポーツで楽しむ動画を撮りたい人向けです。

こんな感じで自分が撮りたい動画の内容で選ぶビデオカメラが変わってくることが分かってもらえたと思います。

自分が選ぶべきビデオカメラが決まれば、あとは性能です。

2.手振れ補正

子供の運動会やお遊戯会など被写体をカメラで追いかけていると、どうしてもブレます。あとから撮ったビデオを見返すと映像がグワングワン揺れて見てる人が酔ってしまうなんてこともよくあることです。

こんな時に手振れ補正が強力なビデオカメラならブレないキレイな映像を楽しむことが出来ます。家族、特に子供の撮影がメインなら強力な手振れ補正は必須ですね!

手振れ補正がイケてるビデオカメラ

  1. SONY(ソニー)
  2. Panasonic(パナソニック)
  3. Cannon(キャノン)

この3社のビデオカメラが手振れ補正が強力なのでおすすめです。

ソニーとパナソニックの上位機種ではそれほど手振れ補正に差はないですが1点、ズーム時の補正の掛かり具合はソニーが1段上です。現状ではソニーのビデオカメラが最強です。

3.解像度

解像度を簡単に説明すると撮影した動画の画質のキレイさを表すものです。画素数が増えるほど高画質になります。

また画素数は「横×縦」の数値で表されます。

現在発売されているビデオカメラの主な解像度は以下の通り。

解像度 画素数
HD(ハイビジョン) 1280×720
FHD(フルハイビジョン) 1920×1080
4K(ヨンケイ) 3840×2160

現在のビデオカメラの標準解像度はFHDの1920×1080です。主要メーカーのほぼすべてのビデオカメラが標準対応している解像度です。その上に4K解像度があり一部上位機種が4K解像度に対応しています。

いずれは4K解像度が標準になる時が来るとは思いますが2017年現在で言えばFHD:1920×1080の解像度でも十分キレイだと思います。

仮に4Kの動画で撮影しても編集なんかの動画処理をするには1部の高額なハイスペックパソコン(30万円ぐらい)でしか難しいのが現状です。4Kが標準になるま4Kのビデオカメラは見送りOKです。

逆にハイスペックパソコンも揃えてハイクオリティな動画をバンバン作るんだ!って人は4K撮影のビデオカメラに挑戦してみて下さい。

4.画角とズーム

画角を簡単に説明すると狭い場所でも広く撮れるか?ということです。

例えば狭い部屋で5人いてみんなのカメラの1画面に入れたい時に画角が広いとみんな映るけど、画角が狭いと何人か入らないという状況になります。撮りたい動画が狭い所での撮影が多い場合は画角の広いビデオカメラを選ぶべきです。

画角の見方

f:35mm判換算 〇〇mm
広角 〇〇mm

という表記の仕方をしています。

f:35mm判換算も広角もどちらも同じ意味です。数値が低い程、広角になり狭い場所でも広い範囲を撮影出来ます。

5.感度

感度を簡単に説明すると暗い場所でも明るく撮れるか?ということです。

例えば少し暗い場所で子供の寝顔を撮ったり、子供の誕生日にケーキとロウソクで薄暗い場面で撮影したりと光の量が少ない場所で明るく撮影するためには感度が高い必要があります。

感度の見方

感度の見方については下記のように表記されています。

最低被写体照度 lux(ルクス)

感度についても数値が低い程、感度が高く暗い場所でもキレイに撮影が出来ます。

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さいごに

ビデオカメラ選びの参考になれば嬉しいです!

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