動画を作る要素として撮影作業も非常に重要な項目です。編集ももちろん大切ですが、大元の素材となる動画自体がダメだといくら編集に手を掛けても良い結果にはならないでしょう。
プロの世界でも撮影するカメラマンと編集するエディターは別々の人が担当するのがほとんどです。
これから動画を作る初心者の場合は、この2つを最初から自分でこなさなければいけないので、それだけでハードル非常に高いのは事実です。撮影がなかなか満足出来ない状態が続いたとしても前提として難しいことをやっているので、あまり気にせず、どんどんチャレンジして下さい。
撮影道具をそろえよう
まずは、撮影に必要な機材を揃えましょう。
本格的な撮影をする場合は、それなりの動画を揃えなければいけませんが、初心者の場合、ビデオカメラと三脚があればOK。ビデオカメラは、家庭用ビデオカメラかスマートフォンがあれば十分です。
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ビデオカメラの基礎知識
ビデオカメラで撮影する場合、抑えておきたい基礎知識があります。
- 絞り
- 感度
- シャッタースピード
- F値
一眼カメラを使ったことがある人なら、ご存知だと思いますが、思い通りの映像の撮影するためには避けては通れない設定項目です。ゆくゆくは身につけてほしいということで、ここでは、サラッと触れるだけにします。
初心者の人は、フルオートで大丈夫です。
動画撮影の初心者に教えるたった2つのルール
これから動画撮影をはじめるという初心者さんは、次の2点を必ず守ってください。
- カメラを動かさない
- プロが撮った参考映像を徹底的に真似をする
まず、「カメラを動かさない」についてですが、初心者さんが撮影する場合は、基本的にはカメラを絶対動かさないというルールを徹底して下さい。
例え、被写体が動いたとしても、どのカメラ位置で撮影すればカメラを動かさずに撮れるか考えましょう。撮影した画が動かないというだけで動画の安定感がグッと上がります。
プロの現場では、基本的にカメラを固定した「フィクス」というカメラワークが基本中の基本となります。まずは、フィクスでしっかりと撮影が出来るようになってからカメラを動かすカメラワークにチャレンジして下さい。
ついついカメラを動かしたくなる気持ちはわかりますが、基本であるフィクスで撮りたいものが撮れるようになってからです。
他にも、たった3つのポイントを気を付けるだけで、初心者でも上手に撮影をすることが出来ます。撮影がうまく行くと編集も楽しくなるので、この3つのポイントをぜひ取り入れてみてください。
次に「プロが撮った参考映像を徹底的に真似をする」です。
アナタが動画を作りたいと思った時に参考にしたいと思った動画があるはずです。その動画のカメラワークを徹底的に真似しましょう。先人たちが積み上げたものを模倣することで、自分に何が足りなかったのかが見えてきます。
この足りなかった部分を研究し補間することで、撮影の技術がどんどん向上していきます。とにかく目標とする映像を何度も何度も見て真似をしましょう。
カメラワークの基本を知ろう
カメラワークは、動画の演出に欠かせない撮影技法です。カメラワークひとつで、登場人物の感情や場面状況などをよりわかりやすく伝えることが出来ます。
上でも伝えた通り、カメラワークの基本は、カメラを動かさない「フィクス」です。 他にも三脚を使ったカメラワークに「パン」と「ティルト」があります。この3つは、超基本なので必ず覚えておきましょう。
パン
チルト
いろいろあるその他のカメラワーク
様々なカメラワークを3DCGで再現しました。「見たことある!」や「これは知らなかった」など、参考にして下さい。
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